UN RECUERDO

「10年後の自分」? 明日のことすらわからないっていうのに。

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すごく久しぶりにあいつにあった。

お互い友達連れあって飲んだのだけど、それでもまた会えたことがうれしかった。

やつよりもかっこいい子、やつよりもやさしそうな子。

わたしはこいつの何がよかったんだろう?と不思議に思った。

でもやっぱり目が追うのは彼で、少し悔しい。


「あとで話あるから」

彼が小声で言う。

「今言えばいいじゃん」

わたしはなんでもないふりをする。


わたしに彼氏ができたことを彼は知らなかった。

なんとなくそんな話がでた後わたしがトイレにいってる間に、彼がわたしの連れにそのことについて聞いているのが聞こえた。「○○って彼氏できたの?」


連れも眠ってしまい、あとの人は帰り、最終的に起きてるのはふたりになった。


「なんで彼氏作っちゃったの?」

なんでとはなんだ、フっておいて。

あんたには関係ないじゃん、とでも言えばよかったんだろうか。

「君にフられたから」

待っててよとかなんとか言ってたかもしれない。この辺から記憶が朧で都合よく記憶してる可能性大。

結局いつも、相当酔わないとわたしも彼もこの手の話ができないのだ。

「俺はまだ結婚とか考えられないから、だから…」

わたしだって君と結婚だなんて考えてない。

「サッカーが大事なんだ」

知ってる。

「会ってない間他のヤツとヤッた?」

それなりに。

「俺はヤってないよ」

…。

「これからもたまあにさ、一緒に酒飲んだりしてくれる?」

毎日でもいいくらいです。

「そういう人、いないから」

……あんまうれしくない。


肝心なところをまったく思い出せない。

結局キープ宣言されたんだろうか。


朝が来てからうちに移動して結局いつもの流れ。

その夜はるばる東京から来た彼氏に同じベッドで抱かれながら、あいつのことを考えていた。

今はっきりしていること、今はまだ、彼氏よりもやつのことが好きらしい。

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